秋味

2015.09.13
秋が進んできた桶沼周辺の風景。
今年はナナカマドの実が多く、風景の中に点々と赤が交じるのが
はじまりの紅葉を引き立てているようです。
植物は誰かに見てもらうために美しさを纏うというわけではないんですね。
花や実は、虫や動物などの目につく色や工夫をしているはずですが、
観光客の多い少ないとは無関係に移ろい、美しく変化する様を見ていると
少なくとも ヒトの視線は意識していないんだなー と改めて感じます。
隠れた美しい風景がまだまだ知らないどこかにあり、
ヒトが見ていなくても持続していく・・・ ものなのでしょう。 手つかずの自然であれば。
見られない場所なら仕方ないけれど
美しい風景があるのに誰も見ていないのはもったいない気もするのだけど。